県関係9人の平均2295万円 国会議員所得
衆参両院が4日公開した国会議員の2015年所得報告書によると、公開対象の愛媛県関係議員9人の平均所得は2295万円で、14年分(8人対象)より362万円、18.8%増えた。平均所得は08年以降、2000万円を割り込んでいたが、7年ぶりに上回った。
東日本大震災の復興財源確保や消費税増税への国民の理解を得るため、14年4月まで減額されていた歳費が翌5月から満額支給になったことが増加の一因。
所得が最も多かったのは白石徹環境政務官(衆院3区、自民党)で4002万円(129.7%増)。新居浜市内に保有していた土地と建物の売却による所得2067万円で大幅に増えた。最少は1936万円(7.2%減)の山本博司氏(参院比例、公明党)。